環境・CSRTISインテックグループのインテック(富山県富山市)は17日、同社の「EDIプラットフォームサービス」が、カゴメに採用されたと発表した。
カゴメは、6か月にわたる全社的なEDI(電子データ交換)システムの移行を完了し、全国の取引先との事前テストを含め安定稼働を実現させた。これにより、カゴメはEDIの保守・運用負荷を軽減し、IT人材をデジタルトランスフォーメーション(DX)領域に集中させる体制を整えた。
同サービスは、遠隔地2か所でのActive-Active型構成による災害時対応や並列処理に対応し、物流業務を含むEDIデータのリアルタイムな送受信・集配信を継続可能にする。また、酒類・加工食品業界向けネットワークVANの運用により、導入後は300人の専門要員による365日24時間のサポート体制を整える。固定料金体系が採用され、コスト面で透明性が高い。
カゴメは全国に広がる物流ネットワークを通じて、食品の製造・仕入れ・販売を展開しており、EDIは出荷業務の中核を成すシステムだ。今後はEDI基盤のクラウド化によってBCPを強化するとともにDX(デジタルトランスフォーメーション)推進や、新たな物流モデルの構築に取り組む。
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