サービス・商品ダイセーグループでDXコンサルティングを手がけるDX研究所(東京都千代田区)は4日、現場社員と管理者の対話を支援するAI 1on1サービス「CrewCompass」(クルーコンパス)の外部提供を開始したと発表した。物流現場で課題となる従業員とのコミュニケーション不足や離職兆候の把握を、AI(人工知能)を活用して補完する仕組みとして展開する。
物流現場では拠点や勤務時間が分散しており、管理者が担当する人数も多いため、対面での1on1面談を十分に実施できないケースが多い。グループ内調査でも、対面1on1を十分に実施できていると回答した管理者は2割未満にとどまったという。こうした課題を背景に、AIによる事前対話を通じて現場の声を継続的に収集し、対面面談を補完する仕組みとして同サービスを開発した。
CrewCompassは、スマートフォン上でAIキャラクターと対話する形式で1on1を行うサービス。1回5-15分程度で実施でき、音声またはテキストで回答する。会話内容は自動要約され、拠点や部署単位で分析されるほか、管理者向けのレポートとして可視化される。AIが感情やキーワードを分析し、離職兆候やハラスメントの可能性などを早期に把握できる点も特徴としている。
同サービスは2025年7月からグループ内で検証を進め、現在は4社で3000人の現場社員が利用している。導入企業では前年と比べ退職率が4%低下したほか、管理者の8割以上が「部下の状況を把握しやすくなった」「対面1on1のきっかけになった」と回答したという。
DX研究所は、AIによる定点観測と組織分析を組み合わせることで、現場の状態を可視化し、マネジメントの次のアクションまで支援する仕組みとして展開を進める考えだ。
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