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NTTとKCCS、倉庫AIを再エネ施設へ集約

2026年3月24日 (火)

荷主NTTと京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市伏見区)は23日、物流倉庫内のAI(人工知能)処理を再生可能エネルギー100%で稼働するデータセンターに集約する「エコセントラルコンピューティング」の技術検証を完了したと発表した。物流業界での取り組みは日本初だとしている。

検証では千葉県流山市の物流倉庫と北海道石狩市の「ゼロエミッション・データセンター石狩」(ZED石狩)を、光回線網「IOWN APN(All Photonics Network)」で直結した。ZED石狩は2024年10月に国内のデータセンターとして初めて常時再生可能エネルギー100%を実現した施設だ。

(クリックで拡大、出所:京セラコミュニケーションシステム)

倉庫内の複数カメラの映像を遠隔地でAI(人工知能)解析し、作業員の動線把握や異常検知をリアルタイムで行えることを確認。さらに遠隔地のGPU(画像処理装置)サーバーからアームロボットを制御し、人との衝突予測から回避制御の送信までを1秒未満で実行できることも検証した。人とロボットが同一エリア内で協調しながら作業できる環境の実現可能性を示した形だ。

物流倉庫ではロボット化や画像解析の高度化に伴いAI処理に必要なGPUの電力消費が増大しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)の両立が課題となっていた。今回の仕組みでは倉庫側のAI処理を外部データセンターに集約することで現場の電力消費を抑えるとともに、設備投資や保守コストの削減も見込む。両社は今後、商用展開を目指す。

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