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安全装備機能を拡充、4月1日発売

日野、大型トラックの安全支援機能を向上

2014年1月30日 (木)

話題日野、大型トラックの安全支援機能を向上日野自動車は、大型トラック「日野プロフィア」を改良し、燃費向上を図るとともに、安全装備の機能を充実させて4月1日に発売する。ドライバーの安全運転への支援機能を高めた。

今回の改良では、エンジン制御の改良や、新たに採用した惰性走行機能「E-COAST」(イーコースト)や、ハイルーフ車専用スポイラー(オプション)などによって燃費を向上させた。

これで日野プロフィアは一部の車型を除き、2015年度燃費基準値+5%達成車となり、既に達成している「2009年排出ガス規制NOx、PM10%以上低減」と合わせて、現行のエコカー減税で新車購入時の自動車取得税、重量税が75%の減税となる。

今回の改良では燃費向上に加えて安全装備の機能充実と標準装備化を図った。具体的には、先行車に対する追突回避を支援する機能を追加した「PCS」を搭載したほか、自車の走行車線からはみ出すと警報する「車線逸脱警報装置」、ドライバーの閉眼や顔の向きを検知して警報する「ドライバーモニター」、トレーラーの積荷の偏りによるトラクターの傾きを計測する「左右バランスモニター」を用意。

PCS、車線逸脱警報装置、ドライバーモニターは日野プロフィア、日野プロフィアトラクター全車に、左右バランスモニターは日野プロフィアトラクターの海上コンテナ用車型にそれぞれ標準装備とした。

同社は初年度9000台の販売を見込む。