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神戸製鋼、大安の航空機部品能力増強へ20.7億円

2026年8月4日 (火)

荷主神戸製鋼所は7月31日、大安製造所(三重県いなべ市)のアルミ鋳鍛工場で、航空機向けなどに供給するアルミニウム・マグネシウム砂型鋳造品の生産能力を増強すると発表した。投資額は20億7000万円で、2028年の量産開始を予定する。

設備投資では、溶接・仕上げ工程などを増強するほか、砂型3DプリンターやX線CTを導入する。生産量の拡大に加え、品質対応力や新製品開発への対応力を高め、民間航空機や防衛分野の需要増に備える。

同社は、航空旅客需要の回復を背景に民間航空機市場の中長期的な拡大を見込む。経済安全保障の観点から、航空機部品の国内供給網を強化する動きも設備投資の背景にある。

今回の計画は、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資「航空機の部品」の供給確保計画として経済産業省の認定を受けた。投資額の最大2分の1に当たる10億4000万円を上限に助成を受ける。神戸製鋼所は増産設備と検査・開発機能を一体で整備し、航空機部品の国内サプライチェーン強化につなげる。

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