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伊藤忠食品TOB成立、応募476万株

2026年4月10日 (金)
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M&A伊藤忠商事は10日、子会社の合同会社FMDIを通じて実施していた伊藤忠食品への公開買い付け(TOB)が4月9日付で終了し、成立したと発表した。応募株式数は476万8910株で、下限として設定していた180万1900株を上回り、応募分の全株式を取得する。

買付価格は1株1万3000円で、2月26日から30営業日にわたり実施された。今回の取得により、FMDIの議決権比率は37.6%となり、既存の伊藤忠商事保有分と合わせて過半を維持する構図となる。今後は株式併合などを通じたスクイーズアウトを実施し、最終的に伊藤忠商事グループのみを株主とする非公開化を進める方針で、上場廃止に向けた手続きに入る見通しだ。

今回のTOBでは、事前に食品メーカーや金融機関など18社と応募契約を締結しており、株式確保の確度を高めたうえで実施された。背景には、食品流通を取り巻く構造変化がある。インフレによるコスト上昇に加え、物流制約や人手不足、デジタル投資負担の増大が重なり、卸機能の再設計が求められている。

伊藤忠商事は、非公開化により意思決定の迅速化と経営資源の集中投下を可能にし、物流効率化やコールドチェーン強化、デジタル活用の推進を進める考えだ。卸と小売、メーカーを横断したサプライチェーン再構築を視野に入れており、物流機能を含めた中間流通の再編につながる。

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