荷主日清オイリオグループは20日、家庭用、業務用、加工用食用油の価格改定を実施すると発表した。6月1日納入分から適用する。家庭用は11-15%、業務用・加工用(バルク)は17-21%の引き上げとなる。
世界的な人口増加やバイオ燃料需要の拡大により油脂需要が増加するなか、3月末に米国環境保護庁(EPA)が示したバイオ燃料混合義務量の引き上げ方針が、植物油相場の一段の上昇要因となっている。加えて、中東情勢の影響も重なり、国際的な油脂価格は高騰が続く。
原油高を起点としたエネルギー費の上昇に加え、物流費や包装資材費などサプライチェーン全体でコスト増が顕在化している点も大きい。同社は効率化などのコスト削減を進めてきたが、現状は企業努力で吸収できる範囲を超える水準にあると判断し、価格転嫁に踏み切った。
食用油は外食や食品加工、流通に広く関わる基礎原料であり、今回の値上げは食品価格や物流コストを通じて幅広い分野に影響を及ぼす。原料相場や物流コストの動向次第では、追加の価格改定も検討するとしており、サプライチェーン全体でコスト上昇圧力が続く見通しだ。
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