調査・データ大阪税関が22日公表した3月の貿易速報によると、輸出額は6904億円(前年同月比+8.4%)と15か月連続で増加し、輸入額も5271億円(同+20.2%)と2か月連続で増加した。差引は1633億円の出超で、1996年以降、出超基調が継続している。
輸出では半導体等電子部品や遊戯用具が増加し、特に電子部品は中国やベトナム向けを中心に伸長した。一方、医薬品や半導体等製造装置は減少し、品目間でのばらつきがみられる。輸入では半導体等電子部品や航空機類が大きく増加し、台湾や韓国、欧米からの調達が拡大したが、医薬品や事務用機器は減少した。
地域別では輸出はアジア向けが+9.5%と増加し、中国向けも回復した。EU向けは10か月連続で増加する一方、米国向けは減少が続く。輸入はアジアからの増加が顕著で、半導体関連や通信機器の流入が全体を押し上げた。
一方、同月の外国貨物取扱量は6万7192トン(−3.6%)と18か月ぶりに減少し、積込量・取卸量ともにマイナスとなった。輸出入額が伸びる一方で、重量ベースでは減少する傾向がみられ、高付加価値・軽量貨物へのシフトが進んでいる可能性がある。
半導体関連を中心とした航空貨物需要は引き続き堅調だが、貨物重量の減少は輸送効率や機材運用に影響を与える要因となる。関西空港は電子部品や精密機器の国際ハブとしての機能を維持しつつ、貨物構成の変化への対応が求められている。
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