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ナビス、米NJ州の大麻流通ライセンス取得

2026年5月7日 (木)

M&A米大麻卸プラットフォーム大手のナビスは4日、ニュージャージー州を拠点とする流通・卸売事業者ハドソン・ディストリビューション・サービスと戦略提携し、同州の大麻流通ライセンスと倉庫賃借権を取得すると発表した。新規拠点をゼロから構築するのではなく、既存物流インフラと事業者ネットワークを活用し、東海岸市場へ参入する。

ナビスは現在、カリフォルニア州、ネバダ州、ニューヨーク州などで大麻流通事業を展開しており、年間10億ドル超の取扱高を持つとする。今回取得するニュージャージー州ライセンスにより、同州で卸売プラットフォームと物流サービスを2026年後半に開始する。

ハドソン・ディストリビューションは、米北東部で雑誌、書籍、新聞流通を長年手がけてきたHudson News系企業を母体とする。空港売店「Hudson News」で知られるHudsonグループの流通ノウハウを武器に、大麻合法化後のニュージャージー市場向け物流事業を展開していた。ナビスは既存倉庫リースを引き継ぐことで、物流設備や流通網を即時活用できる。

ナビスのビンス・ニンCEOは、「ニュージャージー参入によって、ブランド企業や小売事業者の成長を支える物流基盤を確保できる」と説明。ハドソン側も、「雑誌や新聞など鮮度管理が求められる商品の即時配送を長年担ってきた」とし、流通・物流分野での経験を大麻市場へ転用する考えを示した。

提携では、ハドソン・ディストリビューション側もナビスのニュージャージー事業へ出資し、株主として参画する。ナビスは、リアルタイム在庫管理、自動決済、資金調達機能などを備えた卸売プラットフォーム「Nabis Marketplace」を展開しており、州内ブランドや小売事業者への供給効率向上を図る。

米国の大麻市場は州ごとに規制体系が異なり、州境を越えた流通は原則制限されている。一方で、業界内では将来的な州間流通解禁を見据えた物流網整備が進む。

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