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物流事業者対象に2月28日まで受付け

兵庫県、尼崎沖フェニックス用地11.4haの分譲開始

2014年2月10日 (月)

拠点・施設兵庫県は、尼崎市東海岸町沖地区のフェニックス事業用地のうち、埋め立てが完了した16ヘクタールを対象に、物流事業者などへの分譲公募手続きを開始した。

フェニックス事業用地は、尼崎西宮芦屋港の尼崎港区内(尼崎市船出)に位置し、阪神高速5号湾岸線の尼崎東海岸ランプから南へ2.3キロとアクセスに優れる。

事業用地は1987年に公有水面埋立免許を取得し、90年1月から大阪湾圏域広域処理場整備事業(大阪湾フェニックス計画)に基づき、陸上残土、浚渫土砂、廃棄物による埋立てを開始。分譲区域56ヘクタールのうち、Aブロック16ヘクタールのインフラ整備など埋め立てを竣工したことから、11.4ヘクタールを対象に分譲関連の公募手続きを開始することにしたもの。

分譲用地は11.4haを5.8ヘクタール、2.8ヘクタール、2.8ヘクタールの3区画に分け、「尼崎西宮芦屋港での物流活動の増進を図り、さらなる発展の一翼を担うに相応しい意欲ある事業者」を対象に募集する。

具体的には、「道路貨物運送業、水運業、倉庫業、運輸に附帯するサービス業」か、これらに関連する企業で、阪神港か尼崎西宮芦屋港で海上貨物を取り扱い、岸壁、ふ頭用地などの港湾施設を利用することが要件となる。

都市計画法上の区域区分は市街化区域、都市計画法上の用途地域は工業専用地域で、公有水面埋立法上の用途は港湾関連用地となる。用地は、県の「産業の集積による経済、雇用の活性化に関する条例」に基づく、「産業集積促進地区」に指定されており、優遇措置が設けられている。

募集要領の配布期間は2月27日までで、応募は2月28日まで受け付ける。3月下旬頃をメドに譲受人の選定を行い、結果を通知する。

■分譲用地の概要
兵庫県、尼崎沖フェニックス用地11.4haの分譲開始

■詳細は下記URLを参照。
http://web.pref.hyogo.lg.jp/ks17/phoenixproject.html