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高卒求人4.12倍、運輸・郵便業は3.9%増

2026年5月18日 (月)

調査・データ厚生労働省は13日、2026年3月に高校や中学を卒業した生徒について、同月末時点のハローワーク求人における求人・求職・就職内定状況をまとめた。対象は、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒。高校新卒者の就職内定率は98.9%で、前年同期から0.1ポイント低下した。一方、求人倍率は4.12倍となり、同0.02ポイント上昇した。

高校新卒者向けの求人数は49万8722人で、0.1%減だった。求職者数は12万1079人で0.6%減、就職内定者数は11万9770人で0.7%減となった。求人、求職、内定者数はいずれも小幅に減少したが、求職者数の減少幅が求人を上回ったため、求人倍率は前年をわずかに上回った。

▲高校新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定率の推移(クリックで拡大、出所:厚生労働省)

産業別では、運輸業・郵便業の高校新卒者向け求人が3万7139人となり、前年の3万5735人から1404人増加した。増減率は3.9%増で、全産業合計が0.1%減となるなかで、運輸・郵便分野の採用意欲は堅調だった。物流業界ではドライバー不足や倉庫内作業人材の確保が続くなか、高卒人材を早期に採用・育成する動きが求人に表れている。

求人数が最も多かったのは製造業で15万2334人だったが、前年からは1.0%減少した。建設業は9万2980人で2.5%増、卸売業・小売業は6万1105人で0.4%減、医療・福祉は4万2894人で4.6%減だった。運輸業・郵便業は、製造業、建設業、卸売業・小売業、医療・福祉に次ぐ規模となり、高校新卒者の受け皿として一定の存在感を示した。

地域別の高校新卒者の求人倍率は、東京、神奈川を含む京浜が10.54倍と最も高く、京阪神も6.75倍となった。東海は4.24倍、北陸は4.23倍で、製造業や物流拠点が集積する地域でも高水準となっている。一方、南九州は2.16倍、北九州は3.02倍、東北は3.02倍で、地域差も残る。

中学新卒者については、就職内定率が81.9%で前年同期から0.7ポイント低下した。求人数は888人で3.4%減、求職者数は348人で1.2%増、求人倍率は2.55倍で0.12ポイント低下した。中学新卒者の就職市場は規模が小さいが、求人減と求職増が重なり、内定率は前年を下回った。

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