荷主カゴメは14日、「カゴメトマトケチャップ」の外装パッケージを当面の間、印刷部分を減らした透明デザインに変更すると発表した。中東情勢の緊迫によりインクや塗料の需給が変化し、同商品の外装印刷に使う白インクにも影響が及んでいるため。対象は500グラム、300グラム、180グラムの3品で、5月下旬ごろから順次、店頭で切り替える。チューブ容器と中身の品質に変更はない。

▲(左から)現在の外装パッケージ、変更後の外装パッケージ(出所:カゴメ)
同社によると、現在のパッケージでは印刷下地として白インクを使用しているが、印刷適性の面から使える種類が限られ、代替が難しいという。外装デザインを簡素化することで、資材調達の制約を抑え、商品の安定供給を優先する。
食品業界では、カルビーも12日に14商品の包装を多色印刷から白黒2色印刷へ変更すると発表している。いずれも商品そのものではなく、包装資材側に地政学リスクが波及した事例といえる。中東情勢の緊迫が海上輸送や石油化学由来原料の供給不安につながるなか、食品サプライチェーンでは、パッケージの見た目よりも供給継続を重視する動きが広がっている。
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