
▲白と黒の2色印刷へ変更したパッケージ(出所:カルビー)
荷主カルビーは12日、中東情勢の緊迫化に伴う一部原材料の調達不安定化を受け、一部商品のパッケージ仕様を見直すと発表した。対象商品では、包装に使用する印刷インクを従来の多色仕様から白と黒の2色印刷へ変更し、5月25日週以降、順次店頭で切り替える。安定供給を優先した対応で、商品の品質への影響はないとしている。
対象は「ポテトチップス うすしお味」「コンソメパンチ」「のりしお」「コンソメWパンチ」「堅あげポテト」「かっぱえびせん」「フルグラ」など計14品。全国展開商品が中心で、コンビニエンスストア向け商品も含む。
食品業界では、中東情勢悪化を背景に、石油化学由来原料や包装資材の調達リスクが拡大している。印刷インクもナフサ由来原料を使用するケースが多く、海上輸送混乱や原料供給不安の影響が包装資材分野にも波及している。
カルビーは、包装仕様を簡素化することで資材調達の柔軟性を高め、供給継続を優先する考え。「地政学的リスクを含む事業環境の変化に機動的かつ柔軟に対応する」としており、食品サプライチェーン全体で代替調達や仕様変更を進める動きが広がる可能性もある。
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