調査・データ門司税関が21日発表した2026年4月の九州経済圏貿易概況によると、輸出額は前年同月比9.6%増の1兆1243億円となり、2か月ぶりに増加した。輸入額は同14.1%減の7295億円で、2か月連続の減少。差し引きは3948億円の輸出超過となり、15か月連続の黒字だった。九州経済圏は福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、山口、沖縄の9県。
輸出では、半導体等製造装置が35.2%増の926億円となり、2か月連続で増加した。内訳では半導体製造装置が70.4%増の760億円と伸びた。船舶も29.6%増の512億円で、貨物船が39.9%増の433億円となった。一方、有機化合物は28.3%減の271億円で、6か月連続の減少となった。
輸入では、金属鉱及びくずが9.5%増の1104億円と4か月連続で増え、銅鉱も15.5%増の666億円だった。一方、原粗油は99.1%減の14億円、石油製品は47.2%減の285億円と大きく減少した。輸入全体の落ち込みは、エネルギー関連品目の減少が大きく影響した。
主要品目別では、輸出の首位は自動車で2.2%増の2569億円、構成比は22.9%。半導体等電子部品は6.0%増の1819億円で、10か月連続の増加となった。地域別では、アジア向け輸出が9.7%増の7180億円、輸入が18.1%増の4114億円。米国向け輸出は1.2%増の1285億円だったが、自動車は23.5%減となり、半導体等製造装置の増加が下支えした。
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