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高速工事の安全対策、AIカメラで侵入車両検知

2026年5月27日 (水)

ロジスティクスNEXCO中日本は27日、グループ会社の中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋と共同で、AI(人工知能)を活用した規制内への侵入車両検知システム「Highway Ai-MONITOR」を開発し、販売を開始したと発表した。

同システムは、高速道路工事規制内に設置した小型カメラ映像をAIが解析し、規制内へ侵入する車両をリアルタイムで検知するもの。検知と同時に作業員へアラートを発報し、退避行動を支援することで事故防止につなげる。

▲侵入車両検知システム「Highway Ai-MONITOR」(クリックで拡大、出所:NEXCO中日本)

背景には、スマートフォン操作による「ながら運転」や運転支援機能への過信などを要因とした、工事規制内への車両侵入事故の増加がある。高速道路作業員が死亡する事故も発生しており、現場安全性向上が課題となっていた。

システムは最大約250メートル上流側から侵入車両を検知可能で、夜間でも高い認識性能を備える。既存の安全対策機器との連携にも対応しており、同グループ製品の「しらすんだー」や「緊急遠隔通報システム」と組み合わせることで、安全性向上を図る。

また、専用ケースに収納して持ち運びできる可搬型とし、シガーソケットから給電できる方式を採用。設置・撤去を容易にすることで、多様な工事現場への導入を可能にした。

同社は今後、NEXCO中日本グループ各社をはじめ、高速道路関連会社への展開を進める。AIやICT、ロボティクスを活用した高速道路保全高度化の取り組み「i-MOVEMENT」の一環として、安全対策強化を進める。

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