拠点・施設佐川急便は17日、東京都江東区に新設した大規模中継拠点「関東ハブセンター」を21日に本格稼働すると発表した。関東各地から集まる荷物を集約、仕分けし、次の輸送先へ送り出す幹線輸送の中核拠点として運用する。中継センターが入居する施設の延床面積は8万7561平方メートルで、1時間あたり5万個の荷物を処理できる。トラックバースは162台分を備える。
新拠点では、荷物を集約することで大型トラックの積載効率を高め、拠点間を走る車両の運行台数を最適化する。物量の増加に対応するとともに、輸送に伴うCO2排出量の削減につなげる。施設内には自動化設備を導入し、仕分け作業の省人化と人員配置の見直しを進める。荷物の処理能力を高める一方、安定した輸送品質を維持できるかが運用上の焦点となる。

▲関東ハブセンターの外観(出所:佐川急便)
関東では、江東区の大型物流施設「Xフロンティア」に設けた既存の中継機能と連携する。2拠点で荷物の集約、仕分け、幹線輸送を分担し、首都圏を中心とする輸送網の安定性を高める狙いだ。
佐川急便は今後、2027年2月に兵庫県尼崎市で「関西ハブセンター」、28年に福岡県で「九州ハブセンター」の稼働を予定する。関東、関西、九州の大型ハブを結び、長距離輸送の積載効率向上や運行の安定化を図る。
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