ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

エーアイテイー1Q、運賃上昇で営業益4.3%増

2026年7月17日 (金)

財務・人事エーアイテイーが15日発表した2027年2月期第1四半期決算によると、売上高は前年同期比1.3%増の149億3300万円、営業利益は同4.3%増の11億600万円となった。海上貨物輸送の取扱数量は減少したものの、燃油サーチャージの引き上げに伴う運賃水準の上昇や国内陸送費用の価格上昇、円安が収益を押し上げた。売上総利益率の改善や費用抑制も営業増益に寄与した。

経常利益は、前年同期に為替差益を計上した反動で10.0%減の11億7300万円となった。最終利益は9.3%減の7億8900万円だった。

主力の海上貨物輸送では、春節休暇の時期が前年の1月下旬から2月初旬に対し、ことしは2月中旬から下旬となった影響で、3月の取扱数量が一時的に減少した。輸入コンテナの取扱本数は2.3%減の5万8493TEU、輸出入合計は2.8%減の6万2397TEUとなり、通関受注件数も同2.5%減の3万8459件にとどまった。一方、アパレル関連商材の荷動きは比較的堅調に推移した。

販売費・一般管理費は、給与のベースアップなどに伴い人件費が増加したが、業務効率化やその他費用の抑制を進めた。

地域別では、日本の売上高が3.0%増の127億9700万円、セグメント利益が同4.0%増の8億7100万円となった。コンテナ取扱本数と通関受注件数は減少したが、海上運賃や国内陸送費用の上昇、円安が増収要因となり、売上総利益率の改善も利益を押し上げた。

中国は、日本向け貨物を安定的に取り扱ったものの、人民元高やその他の為替変動、検品関連の受注減少が響き、営業収益は同6.7%減の17億4000万円となった。一方、売上総利益率の改善と費用抑制により、セグメント利益は同31.2%増の1億9600万円に伸びた。

台湾、ベトナム、ミャンマーを含むその他地域は、台湾向け輸入貨物の取扱いが増加し、三国間輸送の受注も堅調に推移した。一方、ミャンマー国内の物流受注が低調だったほか、ベトナム子会社の組織再編に伴う減収が響き、売上高は12.3%減の3億9500万円、セグメント利益は47.5%減の3800万円となった。

通期業績予想は据え置いた。売上高は前期比7.0%増の625億円、営業利益は同7.9%増の45億3000万円、経常利益は6.0%増の49億6000万円、最終利益は同6.7%増の33億9000万円を見込む。第1四半期の業績は当初計画から大きな乖離がなく、おおむね計画通りとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。