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アイス輸送をフェリー転換、CO2を63%削減

2026年7月17日 (金)

認証・表彰東京九州フェリー(北九州市門司区)とマリネックス(大阪市北区)は16日、赤城乳業(埼玉県深谷市)、タイセイ(埼玉県戸田市)と共同で申請した「関東発九州向けアイスクリーム低温輸送モーダルシフト」が、第1回日本物流大賞の「環境負荷低減賞」を受賞したと発表した。

(出所:東京九州フェリー)

受賞した取り組みは、関東から九州向けのアイスクリーム輸送をトラック輸送から東京九州フェリーの横須賀―新門司航路を活用したフェリー輸送へモーダルシフトしたもの。マイナス20度以下の厳格な温度管理が求められるアイスクリームは、ドライバーが乗車しない区間が生じる海上モーダルシフトの実現が難しいとされてきたが、2021年に就航した高速フェリーを活用することで、リードタイムを維持しながら海上モーダルシフトを実現した。

4社は輸送体制の見直しに加え、セミトレーラーを活用して積載効率を向上させた。パレット積載枚数は16枚から22枚へ、1パレット当たりの積載ケース数は144ケースから168ケースへ拡大し、1便当たりの輸送量を大幅に増加させた。

▲関東から九州へのアイスクリーム輸送モーダルシフト概念図(クリックで拡大、出所:東京九州フェリー)

この結果、二酸化炭素排出量は766.1トン(63%)、ドライバーの運転時間は5010時間(90%)それぞれ削減した。環境負荷と労働負荷の双方を大幅に低減した点が評価され、応募案件の中で最大規模の環境負荷低減を実現した事例として環境負荷低減賞を受賞した。

第1回日本物流大賞は、日本物流団体連合会が主催し、従来の「物流環境大賞」と「モーダルシフト優良事業者大賞表彰」を統合して創設された表彰制度。環境負荷低減やモーダルシフトに加え、事業者間連携や先進技術の活用、働き方改革への貢献など、持続可能な物流の実現に向けた優れた取り組みを顕彰する。

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