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戸田建設、AMRとエレベーター連携し館内配送

2026年7月17日 (金)

ロジスティクスPreferred Robotics(プリファードロボティクス、東京都千代田区)は17日、戸田建設が東京都中央区の「TODA BUILDING」で、自律搬送ロボット「カチャカプロ」を使ったフロア間配送システムを構築したと発表した。戸田建設が公開APIなどを活用して運用システムを自社開発し、8階のメールセンターから9―12階の執務エリアまで、エレベーターを介した館内配送を可能にした。

システムは、配送依頼の受付からロボットの発進、フロア間移動、到着通知、荷物の受け取り、帰還までを一連で管理する。管理者はロボットの現在位置や稼働状況をリアルタイムで確認でき、停止や異常が発生した場合はチャットで自動通知を受ける。依頼者にも出発時と到着時に配送状況を通知する仕組みとした。

▲APIを利用したカスタマイズ開発によってフロア間移動を実現(出所:Preferred Robotics)

戸田建設は従来から館内配送ロボットを運用していたが、積載容量の制約や、1台の停止が全体の配送に影響する可能性が課題となっていた。今回、カチャカプロを追加導入することで、輸送能力と運用継続性の向上を図る。

同社はこれまでにも、8階のカフェエリアで使用済みカップの回収にカチャカプロを活用し、スタッフの移動距離を1日あたり2キロ削減している。AMR単体の導入にとどまらず、エレベーターや社内システムと接続することで、オフィス内物流の自動化範囲を複数階へ広げている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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