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CMA CGMグループ、航空機整備会社を取得

2026年6月19日 (金)

M&A仏海運大手CMA CGMは12日、航空機整備サービスを手がけるクリスタル・エアロ・ソリューションズ(CAS、フランス)の取得を見据え、予備的合意書を締結したと発表した。航空貨物子会社CMA CGMエアカーゴの運航・保守体制を強化し、海上・陸上・航空を組み合わせた物流サービスの拡大につなげる。

CASはパリ・シャルル・ド・ゴール空港を拠点に、ブリュッセルとリエージュにも拠点を持つ。貨物機や旅客機のラインメンテナンス、軽メンテナンスを専門とし、航空機の稼働率維持を支える業務を担っている。アフリカやアジアでは国際的なエンジンサポートにもチームを展開している。2024年からはCMA CGMエアカーゴの保守パートナーとして、同社の機材運用を支援してきた。

取引は、従業員への情報提供や協議など法定手続きの完了後に成立する見通し。取得後もCASは独立した整備サービス事業者として運営を続け、航空会社や第三者事業者向けのサービスを継続する。現経営陣も引き続き同社を率いる。

CMA CGMエアカーゴは2021年3月に事業を開始。現在はボーイング777Fが5機、エアバスA330Fが1機、ボーイング747Fが2機の計8機を運航している。27年以降にはエアバスA350Fを8機受領する予定で、機材規模の拡大に合わせて整備機能の確保が課題となる。今回の取得は、自社航空貨物事業の成長を支える基盤整備の意味合いが大きい。

CMA CGMは海運を中核としながら、航空貨物や物流事業を組み合わせたマルチモーダル展開を進めている。整備機能をグループ内に取り込むことで、欧州の主要航空拠点で機材稼働を安定させる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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