ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

マースク、北米でリチウムイオン電池を陸上輸送

2026年6月22日 (月)

国際APモラー・マースク(デンマーク)は19日、北米の陸上輸送ネットワーク「Maersk Ground Freight」で、リチウムイオン電池専用の輸送サービスを開始したと発表した。危険物に分類されるClass9電池を対象に、安全性や法令順守を重視した輸送体制を整え、米国、カナダ、メキシコをまたぐ域内輸送に対応する。

同社によると、米国のリチウムイオン電池輸送市場は24億-30億ドル規模と推計される。電気自動車(EV)や先端製造業向けの電池需要が拡大するなか、海上・航空輸送で蓄積した危険物対応の知見をトラック輸送に広げ、北米のEVサプライチェーンを支える輸送機能として展開する。

(出所:APモラー・マースク)

新サービスでは、新品電池のみを受け付け、損傷品、欠陥品、リコール品、返品、廃棄物は対象外とする。出荷時の充電率(SOC)は10-60%に維持し、安全データシート(SDS)、危険物申告書、UN 38.3試験概要、SOC申告、ワット時定格などの書類提出を求める。米運輸省(DOT)規則に基づき、一定条件下ではDOTプラカードやCDL(商用運転免許)危険物資格を必要としない運用としつつ、ネットワーク内の運転手には危険物訓練を行う。

Maersk Ground Freightは、北米でFTL(貸切)、LTL(混載)、特殊LTL、越境輸送、貨物仲介を手がける非コンテナ型の陸上輸送サービス。65か所以上の拠点、7つの地域ハブを持ち、米国内4万2000以上の郵便番号地域をカバーする。今回の電池輸送対応により、マースクは海上・航空・陸上を組み合わせた電池物流の取り込みを進める。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。