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日新、リチウムイオン電池容器に放射冷却素材採用

2024年9月4日 (水)

ロジスティクスSPACECOOL(スペースクール、東京都港区)は4日、日新が提供するリチウムイオン電池の静脈物流ソリューション「LiBerthリバース」に、同社が開発した放射冷却素材「SPACECOOL」(スペースクール)が採用されたと発表した。

この素材は、直射日光下で宇宙に熱を逃がすことで、ゼロエネルギーで外気温よりも温度を低下させることができる。日新が提供するコンテナ型のリチウムイオン電池専用容器に使用されており、夏場でも内部温度を35度以下に保つことが実証された。

▲「LiBerthリバース」のイメージ図(クリックして拡大、出所:SPACECOOL)

SPACECOOLの放射冷却素材は、太陽光と大気からの熱をブロックし、熱吸収を抑えるだけでなく、放射冷却の原理によって温度を下げることができる。この素材を使用することで、危険物であるリチウムイオン電池の取り扱いで、安全性が大幅に向上する。

この技術を採用したコンテナは、9月10-13日に東京ビッグサイト(江東区)で開催される「国際物流総合展2024」で展示される。

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