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運輸政策研究機構調べ

マ・シ海峡の通航量が大幅増、日本のシェアは低下

2014年2月26日 (水)

調査・データ運輸政策研究機構は25日発表した、マラッカ・シンガポール海峡の2012年通航量調査結果によると、同年の通航量は12.7万隻、載貨重量トンベースで69.4億トンと、04年実績に比べてそれぞれ35%増、74%増と大幅に増加していることが分かった。

隻数と載貨重量トン数の開きは、船舶の大型化に伴うもので、便宜置籍船国のパナマ、リベリア籍に次いで中国の通航量がシェアが8.4%から12.9%へと相対的に大きく増加。

受益国としては、同海峡沿岸3か国と中国の通航量シェアが5割から7割に拡大しているほか、欧州や産油国など幅広い国々が通航。日本のシェアは18.6%から12.9%へと低下し、1位から3位へと地位を下げた。