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サンパチ、廃棄物収集運搬向けAI管理を公開

2026年6月23日 (火)

サービス・商品サンパチ(東京都世田谷区)は23日、廃棄物収集運搬事業者向け業務管理システム「SANPACHI」のベータ版を公開したと発表した。案件受付から見積もり、契約、配車、請求までを一元管理し、AI(人工知能)を活用した配車支援機能により、業務効率化と属人化の抑制を図る。

SANPACHIは、電話やメールで受けた依頼を登録すると、見積書や契約書の作成、スマートフォンでの承認、配車、ドライバーへの通知、作業完了報告、請求書発行までを一つのデータで連携できる仕組み。工程ごとに紙や表計算ソフトへ転記していた作業を減らし、案件管理から請求処理までの流れをつなぐ。

▲配車ボード上で、自動提案された内容を手動で調整可能(クリックで拡大、出所:サンパチ)

配車業務では、車両と廃棄物の適合性、混載ルール、積載量、希望時間帯などの条件を踏まえ、AIが配車案を自動提案する。配車担当者は提案内容を確認し、必要に応じて修正する。経験に依存しやすい配車判断を補助し、担当者の負担軽減につなげる狙いがある。

また、「この顧客は土日搬入NG」「裏口から入る」といった現場特有の知見や、配車変更の理由もシステム上に記録・蓄積できる。担当者の異動や退職後も判断材料を組織内に残し、業務継続に活用できるようにする。

廃棄物収集運搬業では、電話、紙、ホワイトボードによる現場管理が残る一方、人手不足や高齢化でベテランへの依存が課題となっている。資源循環政策の推進により、データに基づく業務管理の必要性も高まっている。

サンパチは現在、ベータ版の利用者を募集しており、期間中は無料で利用できる。パソコンやスマートフォンのウェブブラウザーから利用可能で、専用ソフトのインストールは不要としている。

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