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日米欧で販売ネットワーク完成

丸紅、米国の水産物販売会社を買収

2014年2月27日 (木)

フード丸紅は26日、米国の水産物販売会社「イースタンフィッシュカンパニー」を買収することで合意した、と発表した。

イースタン社は、エビを主体に全米の大手量販店、外食企業への販売ネットワークを保有しており、米国、中国をはじめとして世界的にエビの消費量が増加していることから、買収によって日米市場における丸紅のエビ製品販売額は500億円まで拡大する。

同社はこのボリュームメリットを活かし、東南アジアなどエビ生産国の供給業者との関係を強化、供給がひっ迫しても日本市場向けに安定供給できるようにする。

また、主要商品のエビ以外でも、丸紅が強い調達力を強みとしているサケ・マスなどの水産物をイースタン社の既存大口顧客向けに販売することで、将来的にイースタン社を米国の水産物総合販売卸に成長させる方針。

世界の水産物消費量が増加する中、丸紅は2011年にアラスカ水産物加工会社「ノースパシフィックシーフーズ社」を通じてレッドサーモン工場を買収したほか、12年に欧州水産物販売会社「ウェルマー・ヨーロッパ社」買収、13年にタイのエビ加工場「シーフレッシュインダストリー社」との事業提携——と、世界各地に拠点を築き、生産地対策と消費地対策を講じてきた。

今回のイースタン社買収により、国内で水産物を販売する主要事業会社「ベニレイ」と併せて、日米欧の三大消費地をカバーする販売ネットワークを完成。アラスカやタイなどでの調達力強化と連動させながら、生産から販売までグローバルなバリューチェーンを構築する。