ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

丸紅、加工エビ販売事業を強化、タイ企業と提携

2013年5月7日 (火)

フード丸紅は7日、タイのシーフレッシュインダストリー社(SFI)と、将来的な資本提携を前提にSFIが生産する海老加工製品を丸紅がグローバルに展開する流通網を通じて販売していくことに合意した、と発表した。

SFIはタイのチュンポン地区で年間2万メガトンの海老を加工している大手海老加工業者で、全製品を対象にトレーサビリティを完備している。

丸紅は、原料買付から加工・輸入販売まで多角的な水産ビジネスを展開しており、2012年には欧州の水産物卸売会社「ウェルマー・ヨーロッパ社」を買収するなど、販売網の拡大にも注力している。

また、SFIが生産する寿司海老についても、既に日本市場向けに独占販売を行っており、今回の戦略提携を機に、SFI製寿司海老、ムキ海老、海老フライなどの海老加工製品を、日本・欧州・米州などの主要消費地向けに供給し、水産ビジネスの拡大を図る。

■丸紅グループの年間海老取扱い
取扱数量:2万3000mt
売上高:230億円