国際米LTL(混載輸送)大手のサイアは25日、北米での輸送速度、可視性、顧客体験の向上を目的とした全社施策「Saia REV」を開始したと発表した。REVは「Rapid、Expanded、Visible」の略で、ネットワーク最適化や技術投資を通じ、より速く柔軟で予測しやすい輸送サービスを提供する狙い。
同施策では、全米ネットワークで2000件超の輸送日数改善を実施する。主要レーンで5日配送を4日に、4日配送を3日に短縮するなど、ラインホール運行やネットワーク設計の見直しにより、LTL輸送のリードタイム短縮を進める。
配送面では、10時までの保証配送サービスを自動化し、従来の保証サービスを強化する。時間指定や緊急性の高い貨物向けには、統一されたエクスペダイトサービスも導入する。同社は貨物クレーム率0.50%を示し、輸送品質と予測可能性を訴求している。
可視化では、集荷手配から最終配送まで、輸送工程全体を追跡できる新たなトラック・アンド・トレース機能を導入。リアルタイム追跡、到着予定時刻の更新、連絡機能を組み込み、荷主が輸送状況を把握しやすくする。リフトゲートや進入制限先配送などの付帯作業を予測するデジタル機能も整える。
あわせて、3PL・サプライチェーン管理会社サイア・ロジスティクスの機能も拡張する。トラックロード仲介、国際フォワーディング、倉庫、ファイナルマイルなどに加え、住宅配送、ホワイトグローブサービス、指定場所搬入、廃材撤去、2人配送体制を広げる。
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