サービス・商品ワールドシェアセリング(福岡市博多区)は6月30日、危険物の指定数量の倍数を自動計算できる無料ブラウザアプリ「ぼうばくんPlus」を公開したと発表した。
危険物を保管する事業所では、消防法に基づき保管数量が指定数量の何倍に当たるかを把握し、必要に応じて消防署への届出や許可申請を行う必要がある。しかし、品目ごとに異なる指定数量を手計算するケースが多く、複数品目を保管する物流倉庫や工場では計算作業が煩雑となり、ミスの要因にもなっていた。
新アプリは危険物の類別や品目、保管数量を入力するだけで指定数量の倍数を自動算出するほか、複数品目を合算した倍数も表示。ブラウザー上で利用できるため、スマートフォンやタブレット、パソコンからインストール不要で利用できる。さらに計算結果はCSV形式で出力でき、社内管理台帳や消防署への提出資料作成にも活用できる。
計算ロジックは消防法の最新規定に基づき、元消防職員が監修しており、物流施設や製造工場など危険物を扱う現場では法令に基づく数量管理の精度向上と業務負担軽減が期待される。
同社が事前に実施したユーザーテストでは、「従来15分から20分程度かかっていた作業が数分で完了するようになった」「計算ミスが減った」などの評価が寄せられた。また、消防職員からも立入検査時の確認作業を円滑に進められるツールとして評価を得ているという。
同社は「危険物による火災事故を減らしたい」との考えのもと、危険物保管や安全管理のデジタル化を推進し、製造業や物流業界など幅広い分野での活用拡大を目指す。
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