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鈴与商事、廃棄物を運ばない処理モデル構築

2026年7月1日 (水)

M&A鈴与商事(静岡市清水区)は1日、小型アップサイクルプラントを開発・提供するJOYCELE(ジョイクル、東京都港区)に出資し、資本業務提携したと発表した。廃棄物処理分野で、分散型アップサイクルの社会実装を進める。

廃棄物処理を巡っては、自治体や事業所で焼却施設の老朽化や更新投資の負担、処理施設までの長距離輸送に伴う環境負荷、静脈物流を担うドライバー不足が課題となっている。地方部や災害時には、集中型処理インフラに依存しない処理手法の必要性も高まっている。

JOYCELEは、小型アップサイクルプラント「JOYCELE BOX」を開発している。発生源に近い場所へ設置し、電熱線による熱分解・炭化方式で廃棄物を処理する仕組みで、燃焼を伴わず、煙や臭気、騒音を抑えながら減容できるという。焼却施設への長距離輸送を減らし、物流負荷や処理コストの低減につなげる狙いがある。

処理後に生じるバイオ炭やセラミック灰は、建材や素材へのアップサイクルが可能としている。鈴与商事は、同社のエネルギー・環境領域の顧客基盤や事業アセットとJOYCELEの分散型処理技術を組み合わせ、廃棄物処理分野で新たな事業展開を図る。

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