ロジスティクス商船三井子会社のダイビル(大阪市北区)は1日、シービーアールイー(CBRE)が組成する特定目的会社への出資契約を締結し、北海道小樽市の石狩湾新港地域で進む冷凍冷蔵倉庫開発事業に参画したと発表した。道内初のマルチテナント型冷凍冷蔵倉庫として、札幌圏を中心とした冷凍冷蔵物流需要の受け皿を整備する。

(出所:ダイビル)
計画地は小樽市銭函4で、北海道内最大の消費地である札幌市内から15キロに位置する。周辺には冷凍冷蔵倉庫や冷凍・定温対応の運送会社が集積しており、食品物流の拠点形成が進むエリアとなっている。
物件名称は「仮称・石狩冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト」。敷地面積は2万5224平方メートル、延床面積は9800平方メートルで、3000坪規模の冷凍冷蔵倉庫を建設する。着工は2026年秋、完成は28年春を予定する。
北海道では、既存冷凍冷蔵倉庫の老朽化や冷凍食品消費の増加に加え、建築費高騰を背景に設備更新や建て替えが進みにくくなっている。今回の開発は、こうした需給のひっ迫に対応する狙いがある。
ダイビルは中長期経営計画「BUILD NEXT.」でアセットタイプの拡充を掲げており、物流不動産への投資を進めている。商船三井グループとして海運を含む物流領域との連携も視野に入れ、冷凍冷蔵分野での事業機会を取り込む。
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