M&A上組は2日、ベトナムの冷凍冷蔵倉庫運営会社CLKコールドストレージ(CLK)の持分50%を取得したと発表した。海外物流施設への投資を進め、ベトナムでの低温物流事業の基盤強化につなげる。
CLKは2015年4月、日系企業の合弁によりベトナム・ホーチミンで設立された。冷凍・冷蔵倉庫業を中心に、保税倉庫、貨物利用運送、運送事業、物流コンサルタント業を手がける。所在地はホーチミンのタンドンヒップB工業団地内で、資本金は1840万ドル。同社は日本水準の品質管理を掲げ、経済成長が続くベトナムで冷凍・冷蔵貨物の取扱量を拡大してきた。
上組は今回の持分取得を機に、ベトナムで30年以上の事業運営経験を持つ日本ロジテムとの協業を進める。日本ロジテムの現地ネットワークや運営ノウハウを活用し、CLKの運営を通じてベトナム国内での新たな事業機会を探る。
ベトナムでは食品流通の近代化や外食・小売市場の拡大に伴い、温度管理を伴う物流需要が増えている。上組は中期経営計画で「収益基盤としてのグローバル事業の確立」を掲げており、今回の出資により港湾・倉庫を中心とする国内事業に加え、海外での低温物流領域を取り込む。
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