ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

台湾、半導体特需で航空貨物収入押し上げ

2026年8月26日 (水)

調査・データ台湾の市場調査会社ワイズリサーチは26日、台湾の国際航空市場を分析したレポート「トランジット×半導体特需 国際航空市場における台湾の躍進」を公開した。旅客では桃園国際空港の乗り継ぎ需要が拡大する一方、貨物ではAI(人工知能)向け半導体など高付加価値品の輸送が航空各社の収益を下支えしていると分析した。

レポートによると、桃園国際空港の乗り継ぎ旅客数は2024年に674万人となり、過去最高を記録した。北米と東南アジアを結ぶ地理的条件に加え、ロシアや中東の空域制限、香港を巡る地政学的変化などを背景に、トランジット需要が台湾へ流入しているという。

▲主要航空2社の貨物売上高における10年間推移と構造的変化(クリックで拡大、出所:ワイズリサーチ)

貨物分野では、台湾が強みを持つ半導体や精密機器など高単価貨物の航空輸送需要が拡大。特にAI関連半導体の出荷増加が、旅客需要の季節変動に左右されにくい収益源となっていると指摘した。主要航空会社では、貨物売上高がコロナ禍前を上回る水準に達し、従来の補完的な事業から収益の柱の1つへ位置付けが変化しているとしている。

台湾では中華航空、エバー航空、スターラックス航空のフルサービスキャリア3社が競合しており、国際旅客と航空貨物の双方でネットワークを拡大している。ワイズリサーチは、国内市場の小ささを背景に国際線や三国間輸送への依存度を高めたことが、結果として台湾の航空ハブ機能を強めたと分析している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。