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ハコベル、CLO支援システム提供開始

2026年8月28日 (金)

サービス・商品ハコベル(東京都中央区)は28日、CLO(Chief Logistics Officer)の意思決定や物流企画部門の法対応実務を支援する新システム「CLOダッシュボード」の提供を開始すると発表した。

2026年4月の改正物流効率化法の本格施行に伴い、年間取扱貨物重量9万トン以上の特定荷主や特定連鎖化事業者などには、物流効率化に向けた中長期計画の策定・提出などが義務付けられている。国土交通省によると、7月9日までに荷主と連鎖化事業者の計3299社が特定事業者として届け出ており、中長期計画は10月末に初年度の提出期限を迎える。

新システムは、トラック予約・受付システム「トラック簿」と連携し、導入している全拠点の荷待ち・荷役状況を横断的に可視化する。全体の平均値や拠点ごとの平均待機時間をグラフで表示し、前月までと比べて急激な変化が生じた拠点などを抽出する。取得データをAIが分析し、改善可能性が高いと予想される拠点も提示する。

▲CLOダッシュボード画面イメージ(クリックで拡大、出所:ハコベル)

法対応では、分析結果を基に検討した中長期計画を、国への届け出に使う指定様式に合わせてワンクリックで出力できる。原則として毎年必要となる定期報告の様式にも対応し、物流企画部門の書類作成に伴う実務負担を軽減する。

さらに「ハコベル配車管理」のデータから、各物流拠点における車両単位の積載率を可視化する。低積載便を把握し、入出荷時刻の調整による車両削減や積み合わせの改善を検討しやすくすることで、荷物1個当たりの物流費最適化につなげる。

今後は、グループ企業のデータを一括分析する機能などの実装を予定する。また、他社システムやExcel、CSVからのデータ取り込みに対応し、「CLOダッシュボード」を独立して提供することも構想している。

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