イベント日本計画研究所(JPI、東京都港区)は、CCS事業に不可欠となる液化二酸化炭素(LCO2)の大規模船舶輸送をテーマとしたセミナーを9月15日に開催する。日本ガスラインの勝田悦功企画部長が、輸送インフラの構築や標準化、制度・技術上の課題、事業機会について解説する。
セミナーでは、CCSの社会実装に伴って必要となるLCO2輸送について、海運会社の視点から船舶輸送の最新動向を取り上げる。船型開発や輸送方式の標準化、実証事業の進展に加え、CCSバリューチェーン全体の最適化を前提とした輸送ビジネスの収益モデルなどを説明する。
輸送インフラを巡っては、船員、造船所、タンクメーカーなどの供給面に加え、輸送技術、規格の不統一、越境輸送に関する法制度などを課題として取り上げる。大型船による長距離輸送や小型船を活用したハブ構想など、将来のLCO2輸送網についても解説する。
技術面では、NEDO実証におけるマイナス50度域での輸送実証や、荷役一貫システムの検証を紹介する。JOGMECの先進的CCS事業や、LCO2バリューチェーン共通化協議会による船陸間の標準化、船舶標準化や量産体制についても取り上げる。2030年代の本格市場化を見据え、輸送コストの低減や量産化に向けた課題などを論じる。
対象はエネルギー事業会社の脱炭素・新規事業部門、海運・造船・プラントエンジニアリング企業、商社・インフラ投資部門、製造業のCCS導入検討部門など。会場受講者限定で名刺交換・交流会も実施する。
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