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J-クレジット制度活用による排出削減事業へ参画

百五銀、鈴鹿市の運送会社に環境格付融資

2014年3月26日 (水)

認証・表彰百五銀行(三重県津市)は26日、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みでCO2などの温室効果ガスの排出量削減や吸収量を「クレジット」として国が認証する「J-クレジット制度」に基づき、鈴鹿市の運送会社「三重執鬼」が実施する温室効果ガス排出削減プロジェクト計画にアドバイザーとして参画、第4回J-クレジット認証委員会で承認されたと発表した。

三重執鬼によるプロジェクトは、三重県鈴鹿市、亀山市、四日市市を中心として小学校、飲食店などから廃食油を回収し、バイオディーゼル燃料を製造して自動車部品の運搬や給食の配送用車両の燃料として活用するもの。運搬車両10台の燃料を軽油からカーボンニュートラルなバイオディーゼルにすることで、CO2排出量の削減を図るとともに、資源の地域循環を目指す。この取り組みにより、432トンのCO2を削減する。

百五銀行はこのプロジェクトにアドバイザーとして参画しており、三重執鬼に対して同行の環境格付融資「エコ・フロンティア」を実施、環境格付評価「先進的」を認定した。