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商船三井、GHG排出削減推進へ仏企業に出資

2022年5月6日 (金)

ロジスティクス商船三井グループのMOL PLUS(エムオーエル・プラス、東京都港区)は6日、GHG(温室効果ガス)のモニタリングやカーボンクレジット売買取引にかかるデジタルプラットフォームを運営する、フランスのスタートアップ企業Everimpact(エバーインパクト)に出資すると発表した。

エバーインパクトが運営するプラットフォームでは、多様な産業のGHG排出量をリアルタイムで追跡し、排出削減分のクレジット化や取引を可能にするなど、GHG排出量の見える化やクレジット化、取引をワンストップで行うことができる。エムオーエル・プラスはカーボンオフセット市場において、各産業のGHG排出削減の取り組み推進に寄与すると判断。今回の出資を決めた。

▲Everimpactのプラットフォームの概要(出所:商船三井)

エムオーエル・プラスは「スタートアップ企業が持つ斬新なアイデアやテクノロジーと、商船三井グループが持つリソースの相乗効果を生み、海運業と社会に新しい価値を付与する新規事業の創出を目指す」としている。