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髙松建設、建築現場に「地域防災備蓄倉庫」を展開

2014年6月9日 (月)

環境・CSR髙松建設、建築現場に「地域防災備蓄倉庫」を展開髙松建設(大阪市淀川区)は9日、マンション・ビルなどの建築現場で、現場周辺住民向けに「地域防災備蓄倉庫」の設置を開始したと発表した。

周辺地域へのサポートとして、建築現場の仮囲いに災害時の地域指定避難場所を掲示する。防災備蓄倉庫の広さは0.5坪から1坪で、建築工事期間中、建築現場の敷地に設置した仮囲いの外側に設置し、水や非常食などとともに地域の共助活動を円滑にする救護備品なども備蓄する。

設置は建築主の理解を得たうえで行い、設置開始時には周辺住民に取組みを説明して地域と交流を図るとともに、災害時には周辺住民に防災備蓄倉庫を開放し防災備蓄品を提供することで、地域の防災力向上に寄与していく。

5月から大阪市北区と大阪府吹田市のマンション建築現場に設置しており、今後は髙松建設が施工する物件で、首都圏を含めた全国の建築現場に積極的に展開していく方針。

同社の地域防災備蓄倉庫は主に非常食・水・保温シート・軍手・ポリタンク(生活用水400L)を備蓄するほか、災害用多人数用救急セット・ブルーシート・油圧ジャッキなど50世帯分を想定して収容しておく。