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オリ不、鶴ヶ島に3IC利用可なマルチ型施設が完成

2023年3月22日 (水)

▲鶴ヶ島IIロジスティクスセンター(出所:オリックス不動産)

拠点・施設オリックス不動産は22日、埼玉県毛呂山町で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「鶴ヶ島IIロジスティクスセンター」が完成した、と発表した。施設から5~7キロの距離にある関越自動車道の坂戸西スマートインターチェンジ(IC)、鶴ヶ島IC、圏央道の圏央鶴ヶ島ICの3つのインターチェンジが利用しやすく、関東全域に加えて甲信越地方などへの広域配送拠点としても優位性がある。

1階には最大86台の大型車(10トン車)が同時接車可能な両面バース、3階には最大43台の大型車が同時接車可能な片面バースを構え、計30基のドックレベラーを実装することで、効率的な荷物の積み降ろしが可能。


▲倉庫内にはエレベーターや垂直搬送機(右)も備えている

BCP(事業継続計画)対策として、災害などに伴う停電時にも物流機能を継続できるように、24時間稼働想定の非常用発電機を設置。これにより、非常時も荷物用エレベーターや照明などが使用でき、24時間業務を継続できる。また敷地内には防災備蓄倉庫を構え、ヘルメットや防水シート、懐中電灯、簡易トイレなどを備えている。

施設の屋根には第三者所有モデル(PPAモデル)で太陽光発電システムを設置。発電した電力は施設内で利用することが可能なほか、夜間や天候の影響により、太陽光で発電した電力では供給量が不足する場合も、オリックスから非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給することで、入居テナント企業は使用電力の100%を再生可能エネルギー由来の電力として利用できる。

また駐車場に電気自動車(EV)充電スタンド4基を設置するなど、積極的に環境配慮に取り組んでいるとしている。


▲(左から)カフェテリア、共用会議室(接客ルーム)

「鶴ヶ島IIロジスティクスセンター」概要

所在地:埼玉県入間郡毛呂山町川角
構造:地上4階建て、RCS造
敷地面積:3万5140平方メートル
延床面積:6万2703平方メートル

▲狭域周辺図

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LOGISTICS TODAY編集部
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