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UPS 4-6月期、サーチャージ低下で1.2%の減収

2015年8月4日 (火)

ロジスティクスUPSは4日、4-6月期の業績を発表した。報告ベースの総売上高は、為替変動と燃油サーチャージの低下によって押し下げられ、1.2%減の141億ドル(1兆7493億円)。

一方、利益は全部門で増加し、利益率が拡大した。国際小口貨物部門の営業利益は17%増、サプライチェーン・フレート部門の営業利益も18%増となった。小口貨物の取扱量は11億個で2.1%増加。米国で2、3日後配達の航空輸送サービス「Deferred」と国際小口貨物輸出がけん引した。

米国国内小口貨物部門の売上高は1億4000万ドル増の88億ドルで、Deferredが15%増、「UPSシュアポスト」が8%超の増加となり、部門収入をけん引した。B2C(企業・消費者間)の成長が減速したことから、1日あたり総配達個数は1.8%増にとどまった。

営業利益は12億ドルで、前年同期の調整後営業利益に対して3500万ドル(3%)増加。営業利益率は、価格設定と生産性の向上が給付費用の増加を相殺し、13.6%に上昇した。