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ニチレイ・ロジ、東扇島に12か国の研修員受入れ

2016年7月11日 (月)

イベントニチレイ・ロジスティクス関東はこのほど、JICA横浜が実施している課題別研修「(港湾技術者のための)港湾開発・計画」の研修員16人を受け入れ、見学会を実施した。インドネシアやベトナムなど12か国から来日した研修員らは、東扇島物流センター(川崎市川崎区)で冷蔵倉庫を見学した。

ニチレイロジ関東、JICAの研修員16人受け入れ倉庫見学会

この研修では、アンゴラ、カンボジア、インドネシア、マダガスカル、モザンビーク、パプアニューギニア、フィリピン、サモア、スリランカ、タンザニア、トンガ、ベトナムの12か国から16人の研修員が来日。

自国の港湾の現状、開発に対する課題を報告書にまとめて持参し、国際臨海開発研究センターの講師陣や国土技術政策総合研究所、港湾空港技術研究所の研究者による講義を踏まえ、自国の港湾整備関連の諸問題に対する実現可能なアクション・プランを策定する。

8月12日まで2か月半にわたる研修の中では、国内各地の地方整備局、港湾管理者などの協力を得てコンテナターミナル、バルクターミナルなどの港湾視察を行う。これにより、日本で実践されている既存施設の有効活用、費用対効果、環境影響評価に配慮した港湾開発に触れることで、自国の港湾開発に対するイメージの具体化につなげることが期待されている。