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住友倉庫・中間、海運事業の不振響き減収減益

2016年11月8日 (火)

ロジスティクス住友倉庫が8日に発表したの9月中間決算は、北米向けコンテナ貨物の取り扱いが減少した海運事業の不振が響き、減収減益となった。

海運事業は海上運賃の下落と北米向けコンテナ貨物の取扱量減少、円高などが影響し、部門売上が34%減(前年同期比)、同利益が86.5%減と低迷した。

物流事業は文書などの情報記録媒体を中心に貨物保管残高が堅調に推移した一方、港湾運送と国際輸送が伸び悩み、陸上運送や物流施設賃貸収入が増加したもののカバーしきれず3.6%の減収となった。前年同期に物流施設の不動産取得税などを計上していた関係で、部門利益は12.4%の増益を確保した。

通期は売上高1620億円(6%減)、営業利益93億円(13.6%減)、最終利益74億円(8.4%減)と減収減益を見込む。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
79,727-9.4%38,605-14.2%
営業利益
4,623-13.7%5.8%2,114-24.8%
経常利益
5,847-11.4%7.3%----
当期純利益
3,840-4.5%4.8%----

住友倉庫