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横浜市のごみ処理場で転落事故、職員がピットに9m落下

2017年1月6日 (金)

事件・事故横浜市は5日、資源循環局職員が燃やすごみを搬入している都筑工場のごみピットへ転落する事故が同日15時26分頃に発生したと発表した。

この職員は、収集した燃やすごみを収集車から都筑工場内のピットへ搬出するため、収集車を降り、掛け声とともに収集車の後退誘導を開始したものの、収集車の後退中に運転手から死角となる車両の真後ろに入ってしまい、接触を避けようとしてピット内の堆積されていたごみの上に9メートル落下した。

直後に別の職員が転落に気づき現場に向かった。酸欠防止のため、転落した場所に空気を送り込むためのダクトを配置し、15時30分に119番通報を行った。消防隊が到着後、16時42分に救出され、救急車で病院に搬送した。

事故に遭った職員は家庭ごみの収集運搬業務に従事する技能職員(60)で、病院で検査を受けたが、特に異常はなかった。

市は、今後再発防止策に取り組むほか、安全作業マニュアルを順守・徹底するよう注意喚起するとしている。