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環境・CSR商工組合中央金庫（商工中金）は20日、車両輸送事業を手がける泉車輌輸送（北海道釧路市）に対し、サステナブル経営の推進を目的とした4億円の融資を実施したと発表した。企業活動が環境・社会・経済に与える影響を総合的に評価する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」を適用した。
泉車輌輸送は、普通自動車やトラック、バスなどの車両輸送を中心に、北海道と本州で15拠点を展開。自動車メーカーやレンタカー会社など、多様な輸送需要に対応している。今回の融資により、高燃費車への代替促進や自然災害を想定したBCPの策定を進め、環境経営と経営基盤の強化を図る。
商工中金は、現地訪問や経営者との対話を通じて事業性評価を行い、商工中金経済研究所と連携してインパクト評価を実施。日本格付研究所（JCR）による第三者意見書を取得し、同社のKPI（重要目標）の策定を支援している。
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