財務・人事セイノーホールディングスが10日発表した4-9月期決算は、輸送事業で積載効率向上などが奏功して好調に推移し、増収増益となった。
輸送事業の中核会社西濃運輸では、利益重視の施策である適正運賃・料金・燃料サーチャージ収受の積極的な交渉を継続して行うとともに、東京・大阪間での路線便の複数便体制による定時定配輸送の向上に注力した。
また、営業戦力・費用の適正管理、路線便の積載効率アップなどにも取り組み、収入・利益の拡大に努めた。路線乗務社員の待機時間の削減などの業務改善を実施した結果、売上高が4.4%増、営業利益が3.7%増加した。
■2018年3月期第2四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 290,205 | 5.2% | |
営業利益 | 12,767 | 1.9% | 4.4% |
経常利益 | 12,932 | -3.6% | 4.5% |
当期利益 | 8,876 | 4.5% | 3.1% |