財務・人事セイノーホールディングスが14日発表した、2018年3月期4-12月期決算は、モーダルシフトの取り組みを強化したことなどで収益が改善し、8.9%の営業増益となった。
主力の輸送事業は、中核会社にあたる西濃運輸で利益重視の施策である適正運賃・諸料金・燃料サーチャージ収受の積極的な交渉を継続し行なうとともに、費用の適正管理に努めた。
一方、東京・大阪間での路線便の複数便体制による定時定配輸送の精度向上に注力するとともに、長距離路線便の一部を鉄道輸送(モーダルシフト)に切り替える取り組みを強化することで、収益の改善と労働時間の短縮や環境負荷軽減につなげた。この結果、同事業の売上高は3332億7500万円で前年同期比5.3%増、セグメント利益は169億3100万円(14%増)となった。
■2018年3月期第3四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 447,069 | 5.7% | |
営業利益 | 22,550 | 8.9% | 5.0% |
経常利益 | 23,282 | 5.1% | 5.2% |
当期利益 | 15,536 | 11.0% | 3.5% |