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神奈川県内企業の進出を支援

住友商事、ベトナム・ハノイでレンタル工場区画を拡大

2017年12月27日 (水)

国際住友商事は27日、事業会社であるタンロンインダストリアルパークIIコーポレーションを通して、神奈川県と神奈川産業振興センターとの間で、ベトナム・ハノイ近郊の第2タンロン工業団地(TLPII)に関する協定を締結したと発表した。

2015年6月、住友商事と神奈川県はTLPIIのレンタル工場の一部を「神奈川インダストリアルパーク」として活用する協定を締結し、すでに神奈川県内の複数企業のベトナム進出をサポートしている。

また、TLPII内には、「フンイエン省ジャパンデスク」を設け、関係省庁や関係当局と連携し、投資申請や会社設立の迅速化、裾野産業認定のサポートを行っている。神奈川県は14年7月に、ベトナム計画投資省と経済交流に関する覚書を締結しており、ベトナムを重要な進出先として経済交流を進めている。

▲第2タンロン工業団地

今回の協定では、「神奈川インダストリアルパーク」に該当するレンタル工場の対象区画を、従来の3.5ヘクタールから第一期・第二期内全てのレンタル工場区画(7ヘクタール)に拡大する協定を締結。また、ベトナム進出企業の支援を目的に神奈川インダストリアルパークに入居する企業向けに、初年度管理料の免除などの優遇措置を継続実施する。

神奈川インダストリアルパークでは、神奈川県内中小企業の海外での生産拠点設置を支援するため、進出要望の高いベトナムで、中小企業向け集合貸工場・神奈川インダストリアルパークをTLIPII内に設置し、入居する県内企業に対して、県や神奈川産業振興センター、ジェトロ横浜などが進出の準備段階から操業後まで総合的に支援している。