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【四半期決算】丸全昭和運輸2Q、トラック、港湾、倉庫で増収

2010年11月8日 (月)

ロジスティクス【平成23年3月期第2四半期連結業績】
社名:丸全昭和運輸
売上高:423.7億円(7.6%増)
営業利益:17.6億円(49.8%増)
経常利益:19.6億円(45.6%増)
四半期純利益:11.1億円(38.9%増)

 

貨物自動車運送事業は、関東地区で鉄鋼などの増産による輸送量の増加、建設機械の輸出入取扱いの増加に伴う輸送量の増加があり、精密機器、建材、化成品原料、日用雑貨品、食品などの取扱いも増え、全体として増収となった。

 

港湾運送では、関東地区で羽毛・寝装具、特殊鋼・鉄鋼原料などの輸入増加、建設機械の輸出増大、大型プラント案件の受注、石炭運搬船の取扱い増加、青果物の輸入取扱い増加があった。中部地区でも中国・アジア向けの化成原料などの輸出増加があり、増収。

 

倉庫業は、関東地区でタイヤや日用雑貨品の取扱い業務終了に伴う保管量の減少があったものの、輸入ステンレス屑などの取扱い増加による保管量の増加があった。関西地区でも衣料品や断熱材などの保管量の増加があり、増収となった。

 

鉄道利用運送事業は、関東地区でコンテナ貨物取扱いの微増。その他の物流付帯事業については、梱包収入で精密機器の船積み梱包業務を新規に受注し増収、外航船収入ではプラント大型案件の受注があり、輸入取扱いも増加したことで増収となった。内航船収入は肥料・飼料などの内航回漕業務の取扱いが増加、荷捌収入では日用雑貨品の業務終了に伴い仕分け作業が減少し、航空収入では航空貨物の取扱いが減少し、それぞれ減収となった。

 

構内作業については、関東地区では得意先工場での生産拡大により作業量の増加があった。また、派遣業務からの切替えによる増加もあり、構内作業は増収となった。機械荷役事業については、クレーン作業の大型案件の終了があり、減収となった。