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甲西陸運、バイオディーゼル燃料プラントを設置

2013年4月9日 (火)

ロジスティクスバイオマス・ジャパン(東京都豊島区)はこのほど、滋賀県湖南市の運送会社「甲西陸運」にバイオディーゼル燃料プラントを設置した、と発表した。

プラントは、カルビー湖南工場から排出される廃食油を原料とし、軽油代替のディーゼル自動車用燃料として精製する。処理能力は月間8000リットルで、当面は月間6000リットルの廃食油をバイオ燃料に転換する。

精製したバイオディーゼル燃料は、甲西陸運の自社トラック、フォークリフトの燃料として活用するほか、ボイラー燃料としても検討する。

甲西陸運の甲斐切稔社長は「環境問題が大きくクローズアップされている現在、食品輸送、特に子どもらが口にする給食配送の現場でバイオディーゼル燃料は不可欠。運送事業者が積極的にバイオディーゼル燃料に取り組むことで、社会貢献や地域貢献に大いに役立てられることを願っている」と話している。