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三菱電機、倉庫・工場狙いLED照明事業を強化

2010年6月18日 (金)

環境・CSR三菱電機は18日、省エネ、環境負荷低減の基幹商品としてLED照明事業を強化すると発表した。施設用を中心に新商品開発を加速し「LED営業推進センター」を新設して2015年度に事業規模500億円を目指す。

 

最も省エネ貢献度の高い、倉庫・工場、商業施設、オフィスなど施設用照明分野向けLED照明器具の開発を重点テーマとし、研究所の基礎技術開発・応用技術開発部隊を投入。12年までに施設用主力機種で120lm/Wの器具総合効率を達成するとともに、800機種を揃える。15年には1500機種にラインアップを拡げ、施設用で性能と品ぞろえともに業界トップクラスのポジションを狙う。

 

こうした事業戦略に伴い、20年以上の提携関係にあり、世界2大ランプメーカーの1社であるOSRAM社(ドイツ)のLED電球製品の国内導入を拡大するとともに、開発連携やグローバル展開も進める。

 

社内機構としては、7月1日付で「LED営業推進センター」を新設し、全社的な営業展開を進める。関連会社を含めた全販路を通じてLED照明を提案し、環境貢献が期待できる施設用大口物件の受注を拡大する。