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16年度に売上17億円目指す

エスペック、中国・広東省の新工場が本格稼働

2014年3月26日 (水)

国際エスペック、中国・広東省の新工場が本格稼働エスペック(大阪市北区)は26日、中国で新たな生産子会社「愛斯佩克試験儀器(広東)」(エスペック広東)が21日から本格稼働したと発表した。

中国では1986年に上海に環境試験器の生産合弁会社を設立し、事業を拡大。13年5月には広東省に独資の生産子会社を設立し、10か月にわたって建屋の建設や生産設備の導入など、稼働に向けた準備を進めていた。

エスペック広東の建屋面積は1万7000平方メートルで、マザー工場に位置付けている福知山工場に匹敵する規模。最新の技術を駆使して新たに開発した製品を生産する。モノづくりの自動化を図ることで省力化を進め、福知山工場を上回る生産力・生産効率化を目指す。

初年度は、低温恒温恒湿器、小型超低温恒温器、熱処理器の3機種を合わせて800台以上生産する目標を設定し、東南アジアへの輸出を視野に入れて製品ラインアップを拡充する。16年度に売上高1億元(17億円)を目指す。

■エスペック広東の概要
商号:愛斯佩克試験儀器(広東)有限公司
所在地:中国広東省広州市南沙開発区
資本金:3700万人民元
設立年月日:2013年5月7日
敷地面積:2万8000平方メートル
建物面積:1万7000平方メートル
人員:40人